町工場 奮闘記!@ハッコーカーズ

大阪の片隅で自動車の修理等に明け暮れている56号です。

スバル レガシィ ツーリングワゴン(BG5) @ 燃料漏れ修理作業(燃料パイプ製作)

今回は「燃料漏れ」のお話。

オーナーはご自分の愛車が燃料漏れをしているので何度も知り合いに

応急処置をして貰い今まではお茶を濁してきたみたいなのですが

ある日から燃料漏れが止まらず最終的にエンジンも始動しないように

なりわざわざ遠い場所にある店主のところへとレッカー車にて

運び込まれてきました。

(スバル レガシィ ツーリングワゴン BG5 EJ20型エンジン AT AWD)

秘密工場へ運び込まれてきましたのはスバル レガシィ(BG5)

もう20歳を超えた立派に大人なクルマであります(^^)

オーナーにお話しを伺ってみると

「車も古くなり流石に今回の故障でもうダメかと廃車も考えましたが

だけどもし修理して直るのであればもう一度走りたい!」

そうですかい、それじゃお望みどおり復活させてやるべ~!(^o^)丿

まずは現状を確認するためにリフトアップ。

燃料パイプの部分が「パテ?」みたいなもので固められておりました。

見た感じカマキリの卵みたいです。しかも点検していくとこの燃料パイプ

燃料タンクを降ろさないと交換できないことが判明!(゜゜)

コレは店主が思っていたより大仕事なんじゃね?

いやな予感が満載の船出ですたい。

まず燃料タンクを降ろすには邪魔する物を撤去していきます。

まずはマフラー&センターパイプから

そしてペラシャフト&リヤデフを降ろしていくのですが・・・

リヤデフをマウントしてるナットが

サビの為に原型をとどめてないっす(゜゜)

ナットは新しいものに交換するのでSSTを使ってチカラ技で

なんとか緩めました。マジで初っ端から挫けそうです(一一")

降ろす前にデフオイルを抜いておきます。

ドレンボルトにはスラッジたつぷり(゜゜)

ペラシャフトを外してみるとデフのフロントシールからも

漏れておりました。コレも後で修理してやりまする。

リヤデフ脱着。コレが結構重いし

腰痛持ちな店主にはメチャ大変(>_<)

このイカの頭みたいな「T字」がメチャ曲者でしたよ。

あれやこれやを外したら

やっとのことで燃料タンクが無事に降りましたが

これからが大変なんです。

漏れに漏れていた燃料パイプを外してみると・・・

何故か三本の真ん中のメインパイプだけが錆びてアナーキー!

しかも燃料漏れを止めようとしたパテがパイプの中に入って

見事に詰まっておりました。 そりゃエンジンも始動しませんです。

ということで早速、部品商に燃料パイプを注文。

ところが・・・他の2本のパイプは部品として在庫がありましたが

何故かこのメインパイプだけが「在庫無し」で「製造廃止」だと~。

ありえない。でもここまで来たらやるしかねぇ!

ちぎれる一歩手前でした(゜゜)

仕方がねえので毎度恒例なDIYにて燃料パイプを作製してみます。

いろいろと思案した結果、アルミパイプで製作してみました。

ホースの抜け止めを自作のパイプビードで製作。

実際にエアーを放り込み漏れがないのをチェックします。

そして良い感じでパイプが完成したのですが

「何かこのアルミパイプ、頼りないな」と一抹の不安が

店主を襲います。

しかもこのアルミパイプを組んで燃料タンクを車体に

組んでしまうと後から全く修正が出来ないことから

とても怖がりな店主は安定の肉厚のある「銅パイプ」で

作り直しました。しかしコレがまたまた大苦戦。

肉厚のあるパイプは固いのです。

四苦八苦しながら時間をかけて試作を何本も作製して

やっと納得のいくワンオフパイプが完成!(^^♪

折角なのでサビたおしたパーツたちをお化粧しておきます。

もちろん燃料タンクもお化粧しておきます(^^)

カチカチなホース類もこの機会に

出来るだけ新品に交換しておきましょう。

もう二度とタンクを降ろすことがないように

というか降ろしたくねぇので燃料タンクに付随する

パイプ&ホース関係は部品がメーカー在庫があるうちに

迷うことなく全交換しておきます。

 

製作した燃料パイプをタンクに組み付けていきますが

各部の微妙な曲がり具合に悶絶!

あらためて「純正品」ってよく考えられて作られてるのが

よく判ります。なので微調整したり修正しながら

何とかカタチになりましたよ!( ̄▽ ̄)

ホース関係も新しいものに交換。

 

メチャ時間が掛かりましたがとうとう燃料タンクを

載せる準備が出来ました。思えば遠くへ来たもんです・

サビの為に使い物にならないボルト&ナットもこの機会に

新しくしておきます絶対に。

 

準備が出来たら

燃料タンクを合体!(*´з`)

ひと安心デス!(^^♪

作製した燃料パイプとホースを繋いでいきます。

折角なのでセンターパイプも耐熱塗料でお色直し(^^)

リヤデフのコンパニオンフランジ。

オイル漏れしてきてるのがよく判ります。

ロックナットは「激」固着!

フランジはプーラーが無いととてもじゃないけど抜けないです。

やっと抜けた!

古いオイルシールを抜いて

新しいオイルシールを打ち込みます。

サイドシールも交換します。

サイドフランジを外し

シールをば打ち替えます。

左右共にシールを交換したら

フランジを組み付けてリヤデフも準備OK.

慌てず焦らず慎重にリヤデフを搭載していきます。

そして無事にリヤデフが載ったら

プロペラシャフトを組み付けます。

マフラーのガスケットを交換したら

お色直ししたセンターパイプ&リヤマフラーもドッキング。

ということでこれで全ての作業が完了しました(^^♪

最終チェックの為、テスト走行へ・・・

長い時間を費やし復活したBG5レガシィさまは良い加速と

独特の排気音を響かせながら快調に走ります。

長い年月を経たBG5ですがキチンと定期的にメンテナンスを

してやればまだまだ現役で走れますぜ!

最終的に燃料漏れがないのを確認しましたらコレにて

全ての任務が完了!(^^ゞ 

長い間お待たせしましたオーナーにも

大変喜んで頂きましてこちらの苦労も報われましたよ。

これからも定期的にメンテナンスして頂き末長く

乗り続けてほしいと思います。

それじゃ~またな!(^o^)丿

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