町工場 奮闘記!@ハッコーカーズ

大阪の片隅で自動車の修理等に明け暮れている56号です。

ダイハツ ムーブ(L175S) @ オーバーヒート修理作業(ラジエターからの水漏れ・ATF交換)

ある日の昼下がりに

「アイドリング中もずっと電動ファンが回っているので

何かおかしいのでは?」と不安に感じたオーナーから

連絡を頂きました。

(ダイハツ ムーブ L175S KF型エンジン AT 2WD)

実際に車両を確認してみるとオーナーの言うとおりに

ラジエターの電動ファンが回りっぱなしです(゜゜)

エンジンルームを点検してみるとラジエターの

サブタンクの冷却水がかなり減っておりました

よく見たらラジエターのアッパータンクから

冷却水が漏れてきておりましたよ!(゜゜)

オーナーさん、ほんとよく気が付きましたね。

ナイスな判断です!

それじゃ修理を開始していきましょう。

まずは水漏れしているラジエターを外していきます。

近頃の軽自動車はフロントバンパーやヘッドライト等も

外さないと肝心なところへ中々にアクセス出来ません。

アッパーホースを外したところ

ラジエター側の差し込み口がかなり劣化しており

そのまま使用していればパイプが突然割れて

更に大事になっていたかもです(゜゜)

外したラジエター

改めてみてもこの差し込み口。

かなりヤバい状態です(゜゜)

ラジエターのアッパータンクに亀裂が入り

最終的に冷却水が漏れ出したみたいでした。

オーバーヒートした場合なんですが

まずはヘッドガスケット抜けをしていないか

入念に調べる必要があります。

今回はとりあえずOKでしたので次に

水漏れした箇所だけを修理するのではなく

今後のことも考慮して出来るだけ

波及しているであろうところまで

視野に入れて修理作業を進めていきます(^^)

スペースの空いている内に

まずは常に高温に晒されるサーモスタット。

良否に係わらず新品に交換しておきます。

予防整備ってやつですね(^^;)

お次はこちらも高温になるところの水温センサー。

新品の水温センサー(右側)

こちらも交換しておきます。

出来るだけリスクは避けたいので(^^;)

折角なんでラジエターのマウントブッシュも

新しくしておきましょう。

新品のラジエターが届きましたので

電動ファンを移植します。

ラジエターのアッパー&ロアホースを交換して

ラジエターを組み付けたら冷却水を注入します。

ほんの少しでも冷却効果が上がればと

出来るだけ隙間を埋めておきます。

(オーバーヒートした後は・・・)

ダイハツ ムーブ L175S

更に高温に晒されたであろうと思われる

エンジンオイル&エレメントを交換しておきます。

そして同じくATFも交換してあげます。

抜いたATF

かなりキチャないです(一一")

ここまできたら折角なのでオイルパンも

剥いでキレイにしたいところ。

ということでATのストレーナーがこんにちは。

外したオイルパン

オイルパンに装備されている磁石には

こんな感じで鉄粉が盛りだくさん(゜゜)

オイルパンをキレイに洗浄して

新しいストレーナーも準備できたら

ドッキング!(^^)

キレイにしたオイルパンも組み付けたら

ATFがキレイなるまで独自の方法で

ドンドン圧送していきます。

ATFのホースも新しい物に交換して

サブタンクを組み付ければ完成です。

最終的に走行テストでも既定の水温で

電動ファンが回るのを確認。

冷却水の量も問題ありませんので

コレにて全ての任務が完了!(^^ゞ

待ちわびるオーナーにも無事に

納車させて頂きました。

オーバーヒートは思っている以上に

エンジンにダメージを与えます。

「どこまで波及しているのか?」

見極めるのは難しいですが

愛車の寿命を延ばすことを第一とするなら

後々のことも考慮して考えられるところは出来るだけ

「予防整備&修理」して頂きたいと思います。

ということで今回はここまで。

それじゃ またな!(^o^)丿

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