町工場 奮闘記!@ハッコーカーズ

大阪の片隅で自動車の修理等に明け暮れている54号です。

スバル レガシィ (BE5) @ タイミングベルト交換作業

今回はスバル レガシィー(BE5)でございます。

スバル レガシィ BE5

レガシィはツーリングワゴンも良かですがセダンも良かです( ̄▽ ̄)

しかも「男子の5速!」いい感じであります。

オーナーは遠い南の地からわざわざこんな「高級住宅街?」にある町工場まで

来られてほんとご苦労さまでございます。今回のご依頼は例のアレなんですが

距離的にはもう少しなのですが年数からいっても交換しといた方が安心かと(^^)

換えたい時が交換時期!それじゃ始めましょう(^o^)丿

EJ20型ツインターボエンジン

毎度毎度の水平対向エンジン EJ20でございます。

各部を脱着

作業の邪魔をするものはどんどん撤去していきます。

カムプーリー

何故か片バンクのインテークのカムプーリーだけが金属製で後は「プラ?」

しかも店主はこのプラのプーリーが欠けたりして今まで何回も泣かされてます。

スバルの水平対向エンジンの「鬼門」だと思っております(ーー;)

タイミングベルト

タイミングベルトがこんにちは!(^^)

左バンクのカムプーリー

左バンク

右バンクのカムプーリー

右バンクのコレが鬼門のカムプーリー。このプーリーを外すのにボルトがメチャ固くて

プーリーを固定するのにSSTを使うのですがしっかりSSTを掛けているにも

係らず緩める時にこのプラのプーリーが割れたり欠けたりしてブルーになったことが

あってその度に「オール金属製でいけよ」と何度思ったことか(`´)

オートテンショナー

オートテンショナー。結構オイルが漏れてきておりました。

タイミングベルトを外した状態

タイミングベルトとカムプーリーを外しました。

お約束なウォーターポンプに入るバイパスホース。同時交換することをお勧めします。

クランクシャフト

クランクシャフトに結構サビが・・・(゜゜)

オーナーのお家が海辺の近くみたいなのでそれが影響してるのかも。

「サビ」恐るべし!ある程度サビは落としておきます。

右バンクのカムシール抜き

右バンク。カムシール抜き取り→清掃作業。

左バンクのカムシール抜き

左バンク。カムシール抜き取り→清掃作業。

クランクシール打ち込み

クランクシール打ち込み

右バンク カムシール打ち込み

右バンク。カムシール打ち込み

左バンク カムシール打ち込み

左バンク。カムシール打ち込み

当たり面を修正

ウォーターポンプの当たり面をシコシコと修正していくとこんな感じになります。

新しいウォーターポンプに新品のホースを組み込んでおきます。

新品のウォーターポンプ

新品のウォーターポンプ&ホースを組み付けます。この時点で

サーモスタットも新しいものに交換しておきます。

オイルが漏れたオートテンショナー

オートテンショナー。中からオイルが漏れてきておりました。

準備が出来たらプーリーやらアイドラやらを組み付けていきます。

新しいタイミングベルトを張ります

タイミングベルトを張ったらホッと一息(^^;)

新しいラジエター

新品のラジエター。特に漏れてはいないのですがウィークポイントでもあり

「時限爆弾」でもあるのでオーナーからも予防整備の提案がありましたので

今回は気持ち良く交換させて頂きました。

電動ファン移設

電動ファン等を全て新品のラジエターへ移設!

スバル レガシィ BE5

ここも後からもよく漏れるのでバイパスホースは交換しておきました。

クーラント注入

全部組めたら秘密兵器で冷却水を注入して更にエアー抜きしていきます。

テスターにて水温を監視

オーバーヒートをしないようにテスターで水温を監視します。

テスト走行

いつものテストコースで何か問題がないか実際に走行しながら点検していきます。

ピットイン

工場に戻ったらピットにて最終チェック!

下まわりの点検

ピットから下回りをチェック。最終的に漏れや異音がないのを確認したら

全ての作業が完了です!(^^ゞ

待ちわびるB4オーナーにも無事に納車させて頂きました。

コレでこれからも安心して安全運転で乗ってもらいましょう。

しかしこのB4、乗るとすごく良いです。

やっぱりオトコの「5MT」だからかは分かりませんが。

スバル レガシィB4

これからも末永くお付き合いくださいな(^^♪

 

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